サイクルロードレースとは
ロードレースっていうと競輪のようなものを思い浮かべる人が多いんですが、全く違います。サイクルロードレースはチーム制(1チーム8人)で一般道いわゆる街中を走りフィニッシュタイムを競います。
大体1レース100kmから300kmを走り、山岳を含むコースであれば獲得標高が4000メートルにもなることもある過酷な競技です。
ロードレースには大きく2種類あり、1日限りで勝敗を決めるワンデイレースと、何週間にも渡り行われるステージレースがあります。ステージレースの中でも世界的に大きな歴史のある大会が3つあり、これらをグランツールとよんでいます。
ツールドフランスは一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?他にもジロデイタリア、プエルタエスパーニャというレースがあります。
ロードレースの魅力はオールフォーワン
ロードレースはフィニッシュタイムが短い人が勝つというルールはお伝えしました。しかし、チーム8人の誰でもいいから早くフィニッシュするということではありません。
チームの中にはエースと呼ばれる選手がいて他の7人はエースをどのチームのエースよりも早くフィニッシュさせる為に風除けになりながら、アシストしながら走ります。
エースを勝たせる為に自分の役割をまっとうしながらチームワークで勝負するのがロードレースの最大の魅力です!まさにオールフォーワンの精神が私がロードレース、ロードバイクにはハマるきっかけになったんです!
一つの目標に対して一人一人が自分の仕事をやり抜くというのが本当にかっこよくて魅力的なスポーツだと思います。
アシスト選手は得意分野で役割を担う
アシスト選手にはそれぞれに得意分野があり、その分野には呼び名があります。それぞれの強みを生かしてエースの風よけになりながらエースをゴールへ導いていきます。
ルーラー
平坦な道で高速スピードを維持しながら走るのが得意とする選手。ロードレースは長いステージだと200km以上ありますので、エースの体力をできるだけ消耗させないように、平坦な道ではルーラーがエースの前を走り風よけになってアシストします。
クライマー
山岳、坂道を速く走るのが得意な選手。傾斜のある道を自転車で登り続けるのは非常過酷で体力も奪われます。エースの体力を温存するために山岳や坂道ではクライマーがエースの前を走りアシストします。
傾斜のある道では重力に逆らって走ることになるため軽さが正義となります。その為、クライマーはマラソン選手のような無駄な贅肉がない体系をしている選手ばかりです。なので性質上、短距離の爆発力は持ち合わせていません。
スプリンター
競輪選手のように短距離をものすごいスピードでスプリントするのが得意な選手。フィニッシュ前のスプリントで力を発揮します。スプリントとはわかりやすく言うと競輪で最後に時速70kmくらいの速度でラストスパートすることです。
がっちりとした体形で太ももが競輪選手のように太いのが特徴です。その為山岳が苦手な選手が多いです。
オールラウンダー
オールラウンダーとは字のごとく平坦、山岳、スプリント全てにおいて高い能力を持った選手のことです。このオールラウンダーがチームのエースになることが多いです。スター選手が多いのもオールラウンダーですね。
ロードレースに触れてみよう
実際に見に行ってみる
海外だけではなく日本でもサイクルロードレースは行われています。実際に見るのとTVで観るのとでは迫力が全然違いますので是非一度観てみてください!
弱虫ペダルから入る
J-SPORTS
世界各地で行われているロードレースを観るならJ-SPORTSをおススメします!月額料金がかかりますがグランツールだけ観たいという方ならその時だけ入会するのもありだと思います!一応公式サイト貼っておきますね。
まとめ
コメント